経営の相談に行ったことない人は損している(かも) ~ by オカビズ研修生 山口よろず支援拠点 村田良輔
はじめまして。
山口県よろず支援拠点の村田良輔です。
普段は山口県のほうで中小企業の相談を受けていますが、今回、OKa-bizで1か月ほど研修を受けさせていただきました。
その中で感じたことを少し書いてみます。
>孤独な経営者
経営者は孤独だといいます。
相談できる相手がいない。
毎日判断を迫られ、行動しなければならない。
スタッフにはこんな感じ↓に思われている。
「うちの社長はゴルフばっかり行ってる」
→人脈づくりをしている
「うちの社長は全然出社しない」
→営業活動をしている
「いつもイライラしていて感じが悪い」
→いつも経営判断に迫られて追い詰められている
>経営相談を受けると何か変わるかも?
経営者とスタッフは考え方の根本が違います。
私も個人で事業もしているので、経営者としての仕事をすればするほどいろんな常識が大きく変化することを感じてきました。
同じ会社にいても経営者とスタッフでは常識が全く違うので、社内でいい相談相手になってくれる人というのはなかなかいません。
お店から動けないような経営者の孤独はいよいよ深まります。
それではプロのコンサルに相談するか、となるとお金がかかるのでなかなか難しいです。
費用をかけずに相談するとなると公的な相談制度を利用するという方法もあります。
しかし、なかなか有効なアドバイスを受けられなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
海外生産移転など、急激に大きく変わる中小企業の経営環境に、公的な制度がまだ追いつくことができてないことが原因です。
>「うちでもできるかも?」「目線が変わったら今までの悩みが嘘のように消えた」と考え方の変わる相談所
そんな中、公的な支援制度も変化に対応しつつあります。
富士市産業支援センター f-Bizやf-BizをモデルにしているOKa-bizは、そんな変化しはじめた公的支援の最前線です。
「うちでもできるかも?」
「目線が変わったら今までの悩みが嘘のように消えた」
「ワクワクしながら新たな取り組みを始めたくなった」
と考え方の変わる相談所なら、相談しに行ってみたいでしょう?
>OKa-bizでの相談体験
OKa-bizの丸テーブルに座ると、OKa-bizの秋元さんや高嶋さんなど、ビジネスコーディネーターとお話することになります。
経営に関する悩みを話すと、決して否定することなく、必要な情報を聞き取ってくれます。
上からアドバイスではなく、一緒に悩んでくれてるという感覚です。話を聞いていくと何だかやる気が出てきます。
アドバイスを受けるというより一緒にディスカッションしているような感じ、自分の会社の経営について真剣に考えてくれる人が生まれます。
頭の中で混乱していたこと、心配事、やりたいけど何をしたらよいのかわからないこと。
少しづつ整理されていき、その先に「ワクワクしながら実行したくなるような経営改善策」が見えてきます。
>デザインやウェブ販促など専門的な相談も
「経営改善策」が明確になったら、次の相談からは具体的な専門的なサポートが始まります。
例えば、ITアドバイザーによるブログのサポート。
パソコンが苦手でブログがかけない人には操作方法を解説し、相談者自身が操作できるように丁寧にサポートしていきます。
デザインアドバイザーも2名在籍し、チラシの方向性や営業用資料の作成について相談に乗ってくれます。
その他、資金繰りや人の紹介などについてもアドバイスを受けることができます。
しっかりとした方針に基づいた具体的な支援なので、着実に前へ進んでいるのを実感できます。
>経営の相談に行ったことない人は損している
f-Biz、OKa-bizの取り組みのように、公的な支援制度も大きく変わりつつあります。
昔行ってみたときにはあまりいいアドバイスをもらえなかったという公的機関も久しぶりに行ってみると変わっていたという場合も。
一人悩んでいる経営者の方、相談に行ってみることをおススメします。
岡崎市周辺にお住まいの方は是非一度、OKa-bizを体験してみてください。
山口県よろず支援拠点
コーディネーター 村田良輔