プレスリリース

目標比327%(相談件数) 「行列ができる相談所」OKa-Biz 中小事業者の売上up事例も多数輩出 【2年目・実績報告】

日本初の自治体主導のf-Biz型中小企業相談センターとして、2013年10月に岡崎市と岡崎商工会議所が開設した「岡崎ビジネスサポートセンター OKa-Biz(オカビズ)」は、開設2年目の活動報告書をリリースします。中小企業の最大の課題である「売上アップ」を、個別相談で具体的にサポートする手法が、初年度を上回る実績に結び付いています。

<2年目の実績があらわす、小さな事業者のニーズに応える相談所>
相談件数1,959件(目標比327%): 全国47か所のよろず支援拠点(2014年開設)の年間平均値は1,061件(よろず支援拠点全国本部HPより)であり、OKa-Bizはその約2.3倍にあたる件数で、都道府県単位の相談所と比較しても突出した相談件数を誇ります。



リピート率82%、口コミ率77%、視察件数42件: 2年目は相談者の82%がリピーターとなり、また新規相談者の77%が口コミからの相談申し込みです。相談者のニーズに応える「役に立つ経営相談所」と判断され、何度も利用されている現状だと考えられます。

女性が来やすい相談所 相談数の3割超が女性: 公的産業支援機関では、中高年の男性相談員が多く、女性の立場に立った支援が十分に提供されていない現状のなか、オカビズでは副センター長をはじめとして相談員及び企画広報に女性を積極的に配置し、開設当初から創業や販路拡大・売上拡大などにチャレンジする女性を積極的に支援しています。
女性相談員を配置した「女性パワーアップDAY」を設けたり、相談スペースにおもちゃを用意したり、「子どもを連れていって、相談中に迷惑をかけないだろうか」とためらわずに済むような取り組みも行っています。



<オカビズ支援事例>
オカビズの手法は、個別相談で相談者の話をじっくりときき、一緒に強みを見つけ、どうしたら良いかを探します。


従業員3人の老舗和菓子屋が、ヒット商品開発で新規顧客を開拓、売上アップに成功!
大正11年設立、窯と薪であんを炊く昔ながらの製法で、あんこが美味しいと評判。既存顧客は離れておらず、しかし新規顧客の開拓が進まず、売上は右肩下がり。売上アップについて、オカビズに相談。

・ターゲット設定した上での新商品開発
・ブログやメディアを活用した情報発信
→ターゲットを絞った新商品開発で注文殺到(売上約10%増加、30代くらいまでの若い層の来客も10%アップ、固定客の増加、他地域からの来訪も増加)



業務用卸が右肩下がりの中で、新たに新規事業としてフラワーパレット(花用染料)を開発したが、いっこうに売れない。それが大手出版社から直接受注獲得、販路開拓に成功!

・商品を必要とする人たち、どんな使い方をするか、ターゲットを明確化
・ターゲットに向けた売り方、情報発信にネットを活用
→初のBtoC商品を機に大手教育出版社とのコラボへ(売上120%アップ、大手小売店、Eコマース(アマゾンでランキング1位獲得)など販路開拓の成功、メディア掲載)



3代目夫婦の老舗手作りふとん屋、新商品開発にクラウンドファンディングでチャレンジ、新規顧客で売上アップ!

・強み発見(厚生労働省など主催の「技能グランプリ」寝具の部で銀賞受賞など、高い技術力)
・話題性のある新商品開発(クラウドファンディングを活用)とビジネスブログを通じた情報発信
→話題性のある商品開発がヒット!(市外の顧客獲得に成功他地域からの来店増加により売上アップ、ブログからの来店率も増加)


岡崎ビジネスサポートセンター OKa-Biz 活動報告書 「開設2年目の記録」
(2014年10月~2015年9月)


オカビズならではの成果事例、オカビズ開設の経緯、相談件数や視察件数などの統計データも満載した報告書は、オカビズ内での配布に加えて、HPからも無料でダウンロードしていただけます。
>>PDFダウンロードできます
オカビズがモデルとしている富士市産業支援センターf-Bizセンター長である小出宗昭氏や、実際の相談者からの評価も掲載されており、外部からのオカビズに対する評価も分かるようになっています。