クラウドファンディングのCAMPFIREと連携・ネットを活用した資金調達で中小企業をサポート!!
12月1日(木)、岡崎ビジネスサポートセンター OKa-Biz(オカビズ/運営:岡崎市、岡崎商工会議所)は、株式会社CAMPFIRE(キャンプファイヤー/東京都渋谷区)と連携協定を締結します。クラウドファンディング・プラットフォームCAMPFIREとの連携により、インターネットを使った資金調達を本格的に地方中小企業者の売上アップ支援メニューに加えます。
連携の締結後は、CAMFIRE社員によるクラウドファンディング活用講座の開催、OKa-Bizスタッフへのスキルアップ研修を開催予定です。また、今回の連携を記念して、締結式後にはCAMPFIRE代表取締役である家入一真(いえいりかずま)氏による特別講演を開催します。
1.クラウドファンディング・プラットフォーム「CAMPFIRE」と連携協定締結へ
クラウドファンディングは、個人でも利用できる資金調達のひとつとして年々市場も拡大し続けており、OKa-Bizに寄せられるクラウドファンディングの相談も増えてきています。手軽に利用できる反面、資金調達を成功させるためには、応援したくなる共感ポイントを入れ、説得力を持たせることが大切です。
今回の締結後には、CAMPFIREスタッフによるクラウドファンディング活用のセミナーの開催や、OKa-Biz相談員へのスキルアップ研修などを予定しており、OKa-Bizのサポート体制を強化することで地域の中小企業の売上アップに繋げていきます。
▼業務連携内容
・CAMPFIREによるクラウドファンディング活用 実践セミナーの開催
・クラウドファンディング活用のためのOKa-Biz相談員スキルアップ研修の実施(2017年1月28日実施予定)
▼締結式概要
日程: 12月1日(木)17:00~
会場: 岡崎市役所 東庁舎2階 大会議室
(愛知県岡崎市十王町2-9 http://www.city.okazaki.aichi.jp/class/p001017.html)
締結者: 株式会社CAMPFIRE 代表取締役 家入一真氏
岡崎ビジネスサポートセンターOKa-Biz センター長 秋元祥治
2.連携記念の特別セミナーの開催
締結に伴い、今回の連携を記念した特別セミナーを開催します。登壇者には、 CAMPFIRE代表取締役 家入一真氏を迎え「家入一真の、これまでとこれから」と題し、ひきこもり、ジャスダック上場、都知事選、CAMPFIREと、活動をひろげてきた家入氏が何を見て何を感じているのか、お話しいただきます。
岡崎ビジネスサポートセンターで取り扱ったクラウドファンディングプロジェクトの事例
株式会社 太田煙火製造所 (愛知県岡崎市) 2016年7月~8月
●企業概要: 昭和3年創業のおもちゃ花火製造業
●目的: 中国産など安価な商品におされる純国産花火の存続かかけた商品開発。
危機に瀕する国産花火を盛り上げるため、8年前に生産中止となった噴出し花火「ドラゴン」の復刻資金の調達。
●利用プラットフォーム: CAMPFIRE
●調達額: 2,070,000円(目標345%達成)
●結果: 実際に子どものころに楽しんだ年齢層が強く共感をし、大きな支援へと繋がり、新商品開発に着手できた。新たな商品開発ができたことにより、純国産花火の生産を続けることができたとともに、次の商品開発への意欲・体力に繋がった。また、純国産花火の危機的な状況が広く認識され、衰退する花火業界にとっても大きなインパクトを持ったプロジェクトとなった。
ふとんのタツネ (愛知県岡崎市) 2015年6月~8月
●企業概要: 大正11年創業のふとん店。三代目夫婦で営む手作りふとん屋。
●目的: 強みである技術力を活かした話題性のある新商品(家康将軍座布団)の開発資金の調達。
●利用プラットフォーム: FAAVO愛知
●目標額: 580,000円
●結果: 資金調達は成功しなかったが、キャンペーンを通じて自社の高い技術力が周知をされた結果、コラボを希望する企業からのオファーで製品化が実現した。さらに、本来の布団の打ち直しやオリジナル布団の製造など潜在顧客の掘り起しに繋がる機会となった。
Joyell 地域密着型若者活性化プロジェクト (愛知県西尾市) 2014年9月~11月
●団体概要: Joyell(Japan One Yound Earth Love Life)地域密着型若者活性化プロジェクト
●目的: 過疎化が進む愛知・佐久島で地域活性と就労支援を行うゲストハウス運営のため、ゲストハウス改修の一部費用の調達。
●利用プラットフォーム: READYFOR (現在のサービス名「Readyfor」)
●調達額: 1,121,000円(目標142%達成)
●結果: ゲストハウス改築ができ、運営を開始できた。またメディア等からも取材を受け、活動が注目されたことで、佐久島の地域活性の一助となった。
CIC株式会社 (愛知県岡崎市) 2014年6月~7月
●企業概要: ダブルウォール(二重構造)グラスの企画・販売
●利用プラットフォーム: CAMPFIRE
●目的: 新商品開発資金の調達。
●調達額: 712,500円(目標142%達成)
●結果: 新商品の開発に着手でき、大手百貨店でも取り扱われる商品へと成長。新たな商品開発にも着手でき、企業成長を加速させる発端となった。
株式会社CAMPFIRE概要
“あたらしく何かを始めたい人”をサポートする、日本最大のクラウドファンディング・プラットフォーム【CAMPFIRE】を2011年より運営。「クラウドファンディング」とは、インターネットを通して不特定多数の方から少額ずつ資金を集める仕組みのことです。ご支援には「完成したモノ」や「サービス」で返礼するところが特徴で、資金調達とファンづくりを同時に行うことができます。
製品開発やクリエイティブ分野はもちろんのこと、地域活性化を目的として利用される事も多く、国内最安値の5%の手数料 (競合他社平均15~20%) と最短即日での掲載期間 (競合他社平均5営業日) という2つの特色を持ちます。日本一の掲載数を誇り、これまでに3,600件以上のプロジェクトを掲載し、プロジェクトに対する総支援者数は約14万人、流通金額は14億円に達しました。