こんにちは。
「これから新しく事業を始める為に、借入が必要だけど、事業計画は何に気を付けて書けばよいかわからない。」
「借入の申込みをしたが、なかなかスムーズに審査が進まない。」
オカビズにも、融資に関する相談が多くあります。
せっかく、よいビジネスプランを持っていても、
融資を受けられなければ実現できず、せっかくのアイディアがもったいないですね。
融資が受けられない原因の多くは、良い事業なのに良さが伝わっていないことです。
本人は事業のことがわかっていますが、専門用語や想いを並べても
審査する側には伝わらず、結果的に資金が調達できません。
だから事業計画書がわかりやすく書くことが必要です。
・・・とはいえ文章が苦手という方が多いはず。
そこでオカビズでは事業計画づくりもサポートしています。
相談事例をもとにポイントをお伝えしたいと思います。
<融資が迅速に進む事業計画書作りの3つのポイント>
(1)わかりやすく、シンプルに、ストーリー性を持って伝える
あまり作り込んでしまうと、専門的で理想が先行し、かえって分かりにくいものになりかねません。審査する人は、その分野の専門的知識があるとも限らないので、わかりやすい表現で場合によっては図や写真も使うと良いと思います。
起業しようと思ったきっかけ、経歴、将来どうありたいかなどストーリーを意識して事業計画を作成することで、伝わりやすいものとなります。
(2)返済ができる事を裏付けを持って示す
金融機関は「売上がいくらまで減っても返済できるか」という視点で審査を進めます。
売上や仕入れについて、受注予定表や発注書、見積もりなどの裏付ける客観的資料を添付することで、返済の可能性を高めることができます。
過去の業績データや起業の場合でも同業の平均数値データに基づき、整合性を確認しながら信頼ある計画をつくると良いでしょう。
また、自己資金や親族も含めた資産や収入の状況も場合によっては伝えるとプラスになります。
(3)実現可能性があること
フランチャイズやモデルとなる店があっても、実際事業を行うのは本人です。
たとえ事業を行う方がその業界で経験がなくとも、行う事業において研究し市場ニーズを把握することが重要です。(1)や(2)も踏まえ、無理なく事業が継続できるか、実現可能かを判断することになります。
いかがでしたでしょうか?
事業計画は自分の事業が成功する為の道しるべです。「金融機関向け」に事業計画書を作ると絵に描いた餅になりかねません。
また、慌てて金融機関に行き、担当者との面談で印象を悪くしないよう準備をすることも大事です。
オカビズではやりたい事業が実現できるよう、それぞれの事業者に応じた課題解決をサポートしていますので是非お越しください。