岡崎ビジネスサポートセンターOKa-Biz(オカビズ/運営:岡崎市、岡崎商工会議所)は、総務省が実施する平成30年度「ふるさとづくり大賞」で地方自治体表彰を受賞しました。2月4日(月)東京で開催する表彰式に、内田康宏岡崎市長とOKa-Bizセンター長・秋元祥治がそろって出席しました。
開設から5年で約11,000件の相談を受け、事業者の強みや既存技術を生かした売り上げアップをサポート。創業や女性の相談を促進する独自のスタッフ体制で、新商品・新サービスを生み出すなどし、実際の売り上げアップ事例を多数輩出している成果を高く評価されました。
・富士市産業支援センターf-Biz(※1)をモデルとして、事業者の売り上げに特化した相談を行うOKa-Bizは、公的産業施設として開設から4年8か月(※推薦応募当時)で約150件の創業支援やそれによる雇用創出効果などで突出した成果を上げている。
・資格や経験より、適性を重視した比較的若い相談員が多く、女性スタッフを多く配置するなど独自の相談体制を整えており、女性のチャレンジを応援する体制を整えている。
総務省が地方創生促進の一環として行う表彰制度。全国各地で「ふるさと」をより良くしようと頑張る団体、個人を表彰することにより、ふるさとづくりへの情熱や想いを高め、豊かで活力ある地域社会の構築を図ることを目的として、昭和58年度から実施しています。 都道府県から推薦のあった団体、地方自治体及び個人の中から、「ふるさとづくり懇談会」の意見を踏まえ、総務大臣が受賞者を決定します。
岡崎ビジネスサポートセンター OKa-Biz(オカビズ)は、岡崎市図書館交流プラザ・りぶらの施設内に入居するローソン岡崎りぶら店内にて、OKa-Bizサポート商品を紹介するコーナーを設置いたしました。地域商材の認知促進、販路開拓をバックアップし、地域活性を実現する取り組みです。設置にあたり、2019年2月1日(金)10時より、OKa-Bizセンター長秋元より概要説明を行いました。
OKa-Bizは2013年10月の開設以来、口コミでの利用が広がり、相談件数は開設5年間で11,005件に上ります。相談の中で事業者の気づかなかった強みに気付き、明確化し、お金をかけずに売上アップを実現した事例を多数輩出。また、新商品開発や既存商品の販路開拓のサポートについても実績を上げています。今回の取り組みを通し、まだあまり知られていない地域の光る商材のPRの機会とします。さらには中小企業への無料経営支援を行っているOKa-Bizを広く地域の方に認知、利用いただくことで、地域の発展に貢献していきます。
地元岡崎の事業者を中心に、オカビズで新商品開発をサポートし、売上アップを実現した商材を展示しております。初回は食品、雑貨などを、今後は3か月毎に季節に合わせた商品への切り替えを予定しています。POPをつけ、商品の一押しポイントやオカビズのサポートを分かりやすくするとともに、商品を購入したい場合には、直接事業者への問い合わせができるようにします。
OKa-Bizはこれまでも事業者の新たな販路の開拓をサポートしてきましたが、開設6年目はさらに支援を強化します。地元や周辺地域に立地する百貨店や大規模小売店、通販サービスなどと連携し、地域商材の新たな販路づくりをサポート。そのはじめとして、大手コンビニエンスストアのローソンと連携し、2019年2月1日よりローソン岡崎りぶら店内にOKa-Bizサポート商品コーナーを設置することで、地域商材のさらなる販路開拓支援を強化します。
売上アップ支援に特化した中小企業相談所・岡崎ビジネスサポートセンターOKa-Biz(所在地:愛知県岡崎市、センター長:秋元 祥治、以下「OKa-Biz」)は、5年目(2017年10月〜2018年9月)の活動を報告書にまとめ、12月7日(金)から配布・HPでの公開を開始しました。目標を大きく上回る状況に全国的な注目を受けています。1年間の相談件数2,914件(前年比115%)の詳細や視察などの実績、知恵を使った具体的な支援事例がまとまっています。OKa-Bizと同様、富士市産業支援センターf-Biz(エフビズ))をモデルとした、いわゆる「Bizモデル型相談所」はすでに20か所以上になっており、全国に先駆けた中小企業支援施策であるOKa-Bizはますます全国的に注目を集めています。
開設1年目から当初目標比230%となる1,404件を記録して以降、順調に実績を伸ばし、5年目は年間相談件数が2,900件を超えました。今年5月には累計相談件数1万件を迎え、ますます多くの方に支持され活用いただいています。
新規相談者の約8割が口コミ(SNS・紹介)をきっかけにご相談にお越しになっています。リピート率の高さと合わせて、相談者に「役に立つ相談所」として評価されていることの表れだと考えています。
岡崎市と商工会議所が共同運営し、売上アップという本業支援に取り組み成果を挙げていることは、全国でもとても異例。また、このモデルはどの地方においても共通に抱える中小企業の本業支援で、再現性が高いことから、f-BizやOKa-Bizのような中小企業相談所を開設する動きが活発化しています。
(1)QURUWA戦略やリノベーションまちづくり、まちゼミなどと連携し、中心市街地の活性化に注力します
(2)創業支援を中心に、商工会議所と連携を深め、セミナーや出張相談会の企画を進めて参ります
(3)地元百貨店・大規模小売店、通販サービスとの連携で、新たな販路開拓を支援します
〈2019年10月18日・19日、岡崎市で第2回全国Bizサミット開催(予定)〉
2018年8月には、全国の参加自治体・拠点が静岡県富士市で一同に会し、「第1回Bizサミット」を開催。Bizモデル型相談所の特徴である「強みを見つけ、生かす売上アップのサポート」をより磨くスキルアップや、地方創生を地域から支えているという私たちの大きな役割の再認識を目的としています。第2回Bizサミットは、2019年10月18日(金)19日(土)に岡崎市で開催を予定しています。また、OKa-Bizが毎年開催している事業者交流会「オカパー」も同時開催し、地域事業者の皆様にとっても大きな学びになるよう計画を進めています。
【事例(抜粋)】売上アップや創業支援事例を、多数輩出しています
自家焙煎珈琲豆専門店 樹の香(コーヒー豆輸入、販売など)(自動車製造業) 岡崎市
水出しコーヒーの販売改善を相談。水入れて放置できる利点をとらえ「時短コーヒー」というコンセプトを提案し、再ブランディングをサポートしました。既存商品の2倍のスピードで商品が売れ、特にギフト目的での通販購入も増えました。
DECO POT ARTIST shoco(デコレーション鉢の販売)(米穀販売) 岡崎市
多肉植物を販売で相談にお越しになりましたが、デコレーション鉢のオリジナリティと希少性に着目し、鉢の販売に事業転換することを提案。植物の管理コストが削減できたほか、大手園芸店や市内雑貨店などに販路も開拓。インスタなどから定期的な受注も獲得し、贈答用デコポットとしても人気です。
※その他、多数の支援事例が生まれています。ご紹介や事業者へのご取材・インタビュー等も可能ですので、お問い合わせください。