「9つのフック×6つの感情」で記者の心をつかむ!PR TIMES流プレスリリースの方程式
「自社の取り組みを新聞や雑誌、テレビなんかに取り上げてもらいたい!」
そんなときに活用したいのが、メディアに直接情報提供ができるプレスリリース。
オカビズでは11月11日(月)、
国内No.1プレスリリース配信サイト・PR TIMESの橋本有翔氏を講師にお迎えし、
「WEBで話題化する方法を考える効果的なプレスリリース活用セミナー~プレスリリースの役割と可能性~」を開催しました。
PR TIMESに入社される前は熊本テレビで営業をされていた橋本氏。
セミナーではメディア側とPR側、両方の視点からお話を伺いました。
定員を大きく上回り盛り上がった当日のレポートをお届けします。
そもそも「プレスリリース」って?
プレスリリースとは、新聞社やテレビ局などメディアに情報提供をすること。
芸能人が「報道各社へ」と題してFAXなどで結婚の報告などをしていますよね。
あれも「プレスリリース」のひとつ。
自ら情報提供することで、新聞記事やテレビ番組などに取り上げてもらえるよう
働きかけることがプレスリリースの役割です。
プレスリリースが記者さんやプロデューサーさんの目に留まれば
無料で記事やニュースにしていただけるため、できれば活用したいですよね。
大切なのは「ニュースバリュー」
ただ自社の伝えたいことを書くのがプレスリリースではない、と橋本氏は言います。
大切なのは「記者の目線」。
つまり、世の中にとって記事(ニュース)にして届ける価値があるかどうか、
その視点を持つということです。
記者になったつもりで自社の商品・サービスを見つめてみることが、
効果的なプレスリリースを書く第一歩と言えそうです。
記者の心をつかむ9つのフックと6つの感情
「記者になったつもりで…」と言っても、自社のことはなかなか見えにくいですよね。
そんなときにぜひヒントにしてほしいのが「9つのフックと6つの感情」。
世の中のニュースは下記9つのカテゴリーに大別されるそうで、
自社の商品・サービスがどれにあてはまるかを考えると、
取り上げてもらいやすいプレスリリースになるとのこと。
◎時流・季節性…正月、バレンタイン、、、ハロウィン、クリスマス…など
◎地域性…岡崎、三河、愛知、東海など地域の話題
◎新規性・独自性…業界初、日本初、〇〇だけ など
◎画像・映像…いわゆる「絵」になるもの
◎話題性…〇〇で人気、流行など(タピオカ、ロカボ、、、など)
◎最上級・希少性…プレミアムな〇〇、〇〇唯一、日本一、世界一、〇〇で一番
◎逆説・対立…一般的な言説の逆を言う(痩せたいなら食べろ、、、のような)
◎社会性・公益性…世の中みんなにとっていいもの(動物愛護、病気撲滅、、、など)
◎意外性…通常〇〇なものが〇〇(メガ〇〇、極小〇〇、、、など)
さらに下記の「6つの感情」を参考にしながら、
プレスリリースを見た記者さんに、そしてその先にある社会に
どんな気持ちになってほしいのかを先回りして想像することも重要だそうです。
◎悲しみ
◎恐怖・不安
◎嫌悪
◎驚き
◎怒り
◎喜び
大切なことは「上」に書く
「9つのフック、6つの感情」で書くことが明確になったら、
いよいよ具体的にプレスリリースを書いていきましょう。
プレスリリースの基本構成は、こんな感じです。
・タイトル
・リード文
・画像
・本文
・連絡先
ここで意識すべきなのは「大切なことは上に書く!」ということ。
記者さんのもとには1日に100通単位でプレスリリースが届くそう。
忙しい記者さんにはそれを一字一句読んでいる時間はありませんよね。
だからこそ、プレスリリースのうえのほうに位置する
「タイトル」「リード文」「画像」だけで「ニュースバリューがあるかどうか」
を判断してもらえるように「大切なことは上に書く!」のです。
記者の心をつかむ9つのフックと6つの感情。
そして、「大切なことは上に書く」。
いずれにしても、やはり「記者さんの立場になって書く」ことが
効果的なプレスリリースをするうえで重要なポイントと言えそうです。
「ニュースバリューをつくる」ご相談も
プレスリリースに大切なのは、「ニュースバリュー」。
自社の商品・サービスを「ニュースバリューがあるかどうか」
という視点で見つめることも大切ですが、
もっと言えば「ニュースバリューのある商品・サービスをつくる」ことが、
効果的なプレスリリースをする近道と言えるかもしれません。
オカビズでは効果的なプレスリリースの方法はもちろん、
ニュースバリューのある新しい商品やサービスをつくるお手伝いもしています。
うまくメディアを活用してPRしたいとお考えなら、ぜひオカビズへご相談ください。