起業を考える人に必ず聞く「その起業に●●はあるか!?」
岡崎市の完全無料ビジネス相談所、OKa-Bizです。
今日はビジネスコーディネーターで中小企業診断士の高木から、
創業の際に必ず押さえるめちゃんこ大切なことを聞きましたよ。
もちろん事業計画や資金調達も大切だけれど…
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起業相談の際に必ずお伺いすることがあります。
おそらくどこの支援機関や金融機関に相談に行かれても
聞かれることだと思います。
「なぜあなたは起業するのですか?」
起業の理由は人それぞれです。
それが良いとか悪いなんてことではありません。
私たちがお伺いしたいと思っているのは
その起業に理念はあるのか?
想いの強さといっても良いのかもしれません。
その想いは明確になっているか?
人に伝えられるか?
受け取った人に共感してもらえるか?
岡崎商工会議所で担当している創業塾でも
最初に考えていただくことが
「経営理念」です。
そもそも自分はどんなことをして世の中の役に立ちたいのか?
これは、起業の際に描いていた想いを、明文化したものだと思うのです。
のちのち経営者になった創業者の方から
「経営理念」の大切さは、事業を始めてからしみじみわかった。
というお声をよく聞きます。
多くの起業相談をお受けしている中での感覚的なものですが、
起業がスムーズに軌道にのるかどうかも
創業時の想いの強さに比例している。
というのは言い過ぎではないような気がしています。
起業をご検討のあなたへ
「なぜあなたは起業するのですか?」(優しく)
「その起業に理念はあるか!」(熱く)
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この高木の言う「経営理念」は、
以前、OKa-BizのセミナーでCAMPFIAREの家入さんが
おっしゃっていた「ビジョンを語る」(ブログ参照)ということと
同義なのかな、と思います。
創業して一人でやる事業も、
規模が大きくなってきて人を雇用したりチームで行うことになっても、
やはり今いるところがどこなのかを確認するための指標になるんですね。
OKa-Bizでは、「創業したい!」けど、「なんでそうしたいと思うのか?」
という掘り起こしもお手伝いします。
人に話すと整理されることもあります。
整理するための考え方をお伝えして宿題にし、
次回それをベースに話しあう、ということを繰り返せば
粗削りな「やりたい!」という気持ちも共感される「理念」にどんどん近づいていくと思います。
起業・創業を考えたら、一度一緒に考えを整理したり
具体的な創業までのステップを検討しませんか?