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2013年10月に岡崎市と岡崎商工会議所が開設した「岡崎ビジネスサポートセンターOKa-Biz(オカビズ)」。が2013年10月の開設以来、4年8ヶ月を迎える5月31日で1万件を達成いたしました。目標を大きく上回る状況に全国的な注目を受けています。OKa-Bizは、モデル的な取組みとして、これらの立ち上げ支援を強化していきます。
開設時の年間目標相談件数は600件でしたが、開設1年目は1,400件、4年目は2,522件にのぼり、当初の予想を上回るペースの4年8ヶ月で先日1万件を達成しました。
現状、月間平均250件ほどの相談が寄せられ、予約が3週間~1ヶ月待ちになるなど、ご迷惑をおかけしながらも、多くの皆さまにご活用いただいていることに感謝申し上げます。
今後も売上アップに特化した相談所として、引き続き多くの皆さまにご活用いただき、また成果を実感してもらえるよう努めてまいります。
4年目は相談件数の86%がリピート利用となり、また新規相談者の68%が口コミからの相談申し込みです。
相談者のニーズに応える「役に立つ経営相談所」と判断され、何度も利用され、また高評価が口コミを呼びさらなる相談者が訪れている現状だと考えられます。
また、他の行政機関からの視察は4年間で累計143件にのぼっています。
4年目の1年間の間にもOKa-Bizの「知恵だし」を通じ、売上拡大に繋がった事例が多数生まれています。自動車部品下請けなど製造業をはじめ小売業や飲食、サービス業など幅広い相談者での売上アップ事例や、創業支援事例を多数生み出しています。
有限会社佐野花火店) 岡崎市
佐野花火は、昭和 21 年、戦後間もなく花火卸売業として創業。岡崎が花火の産地であることを生かし、展開をしてきました。
現在、西三河地方の花火生産量は全国生産の約16%を占め、特に玩具花火は全国3割以上のシェアを占め、全国の流通量の大半が三河の花火問屋を経由して取り引きされています。しかし現在は、打ち上げ花火中心から玩具花火中心へと移行をしており、消費期間が7~8月に集中。また最近では、花火以外の娯楽品やレジャー用品の豊富さから、花火業界全体が縮小傾向にあります。安価な輸入製品との競合という問題も抱えており、年々売上が下がっています。
OKa-Bizでは、佐野花火が産地の強みから、日本全国の腕の確かな日本の職人たちとの太いパイプに着眼。この強みを捉え、職人の技術による最高品質の国産手持ち花火セット「花火十二単(500 セット数量限定)」の商品開発を提案し、新発売までをサポートしています。佐野花火店の事業展開から、岡崎の産業の活性化を図りたいと考えています。
OKa-Bizに寄せられる創業相談のうち、女性の占める割合は4割に及びます。オカビズでは副センター長をはじめとして相談員及び企画広報に女性を積極的に配置し、開設当初から創業や販路拡大・売上拡大などにチャレンジする女性を積極的に支援している結果といえます。
エフビズ、オカビズのような中小企業相談所を開設する動きが活発化しています。2017度も島根県邑南町、京都府福知山市、千葉県木更津市が開設しました。今年はさらに釧路市、大垣市でも開設予定です。オカビズは各自治体からの要請を受け、立ち上げ支援や研修受け入れを積極的にすすめています。