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岡崎の老舗印刷会社から「ながたぶんぐ」新発売!印刷残紙で障がいのある人とともに作るクラフト文具

岡崎市で100年超の歴史を持つ(資)永田印刷所さんが、
この春、初のオリジナルブランド「ながたぶんぐ」を立ち上げです!!!
カラフルな色と紙のテクスチャが
もう本当に、素敵!ですが
商品ストーリーもすごく素敵なのです!



正式販売は2021年4月1日から開始。

【ながたぶんぐとは?】
老舗印刷会社と障がいある人が生み出す一期一会のクラフト文具です!

・印刷の際に出る残紙や端切れを使用。色や質の異なった紙を丁寧に組み合わせてできる
・残紙などは永田印刷所の他に用紙メーカーや市内印刷会社4社が協力。
 SDGsの理念に基づき「もったいない」が生かされた展開。今後も協力会社を増やす予定
・障がいのある人の丁寧な手作業と感性を積極的に生かした、同じものが二つとないオリジナル文具。

いちごいちえのぶんぐ│創業100年を超える永田印刷所のオリジナル文具ブランド。日々の印刷のなかで日の目を見なかった紙たちに光を当て、種類も色も風合いも異なる、一期一会の文具として生まれ変わらせました。製本などの作業は隣接する就労支援施設へ依頼し、障害者の方々の賃金向上にも一役買っています。人にも、環境にも、やさしい文具です。



【新ブランド立ち上げの背景】
ネットプリントの台頭や紙媒体の減少などの市場変化、また大きな印刷機械が減少する中で、永田印刷も工場内のスペースが空き、有効な活用法を模索していました。

そんな中、介護福祉士である施設長の息子・永田雄大を中心に
B型作業所設立を検討。
印刷会社が併設している強みをいかしたやりがいある仕事づくりや
それを通じた工賃アップが期待できる商品として、
印刷の際に必ず出る「残紙(ざんし)」に着目しました。

印刷の際にどうしても出てしまう残紙は、
これまで捨てるか保育園や小学校、高齢者施設などへ寄付するかでした。
しかしクラフト文具市場の動向やSDGの機運、
またこの残紙の価値と障がいある人の感性が混じり合うことで生み出される商品に可能性を感じ、オリジナルブランドの立ち上げに至りました。

永田印刷所のオリジナルブランド商品の一部製作と販売を、
2021年4月1日にオープンする就労継続支援B型事業所「One Step」に依頼する、
という形で生み出される商品です。



【商品ラインナップ】
①クラフトノート:「ZANSHI NOTE」 
 色も風合いも異なる紙を組み合わせてノートにしました。
 ページをめくるたび、異なる表情を楽しんでいただけます。
  B5 50枚綴…700円(税込)

 ハーフサイズB6 50枚綴…600円(税込)

②クラフト便箋 :「ZANSHI 便箋」 
  B5 50枚綴…700円(税込)
ハーフサイズB6 50枚綴…600円(税込)

③クラフトブロックメモ:「きれは紙」
 印刷工程で生まれる切れ端や日の目を見なかった紙を積み重ねたブロックMEMO。
 メモをするたび、異なる表情に出逢えます
  86x86㎜ 500枚…600円(税込)


【どこで買えるの?】
▶オンラインショップで!
BASE: https://nagatabungu.thebase.in/

▶永田印刷所店頭で!(ネット価格より割安です)
 合資会社永田印刷所 愛知県岡崎市亀井町1-15 
 営業時間:9:00〜17:00 定休日:土日祝
 http://n-dp.com/

▶イオンモール岡崎内オカビズブースで1日限定のトライアルショップOPEN!
 2021年4月9日(金)11~16時 イオンモール岡崎イーストアベニュー3階
 ※詳細はオカビズ「トライアルスポット」についてのブログを確認ください~


【オカビズのサポートは?】ーーーーーーーーーー
オカビズは以前からご相談にお越しいただいていた永田印刷所さんですが、
今回B型事業所を設立する計画や融資の段階から改めてサポートをしました。
事業計画などは診断士の高木を中心にサポートし、
計画の見通しがたってきたところで、副センター長の髙嶋が入り
作業所の「魅力づくり」についてご意見交換をしました。


当初、事業所で行う仕事は、数年前から作成し顧客に無料配布していた残紙を集めたメモ帳づくりでした。地域の他の会社からの請負仕事も予定しているということでしたが、
お話しを伺うと「残紙」といってもクオリティは高いものもあり
印刷会社併設の作業所だからできる商品価値のある
商品づくりができるのではないか、ということを髙嶋からご提案しました。

背景には
①お隣豊田市にオープンしたチョコレート専門店QUONさんなど福祉系事業所の高ブランド力商品の成功事例
②ロフトやハンズ、インスタを中心にしたクラフト文具の根強い人気
があります。

B型事業所は外部からの委託事業では差別化しづらいため、
髙嶋からは併設する永田印刷の強みを生かした展開を提案しました。そのほうが利用者の募集や利用者工賃のアップ、事業の継続性に貢献していけると思ったからです。


クラフト文具をとりまくトレンドなどをおさえた永田さん
「やってみよう!」と一緒に進めていくことに。
商品開発はデザインアドバイザーの稲波が
実際に残紙をお持ちいただいたり試作を一緒に吟味して
改良を少しずつ加えていきました。


できた商品は販売場所がないといけない。
ITアドバイザーの水野がオンラインショップ開設のサポートも。

そして間もなく4月1日から商品の本格販売が開始されます!

インスタで「試作できたよ」と投稿すれば
お知り合いが「ぜひ買わせて」と来店される。
「ゴルフコンペの景品にセットにしてよ」とオーダーが入る。
本格販売前から、これまでのお繋がり先に取り組みを伝えて
たくさんの人に届けようとしている永田印刷さんです。
ポスティングやあいさつ回りも行っているとのこと。
本当に頭が下がります。

ながたぶんぐのInstagram

4月9日(金)はイオンモール岡崎で実際に実物を見て「ながたぶんぐ」を買えるチャンス!
オカビズのサポートサービス「トライアルスポット」の第一回として
オカビズブースで1日限りの出店をします!

トライアルスポットとは?

永田印刷さんとしても、自社ブランド商品を携えて、
消費者に向けて発信をしたり商品を販売したりするのは
今までと全く違う商売。
試作段階から見たり手に取った人のポジティブな商品への評価を得て
「これまでにはなかった。本当に感動しますね」とおっしゃっていた永田さんが
印象的です。
残紙が活用でき、B型事業所の利用者さんたちも
楽しんででき、期待されるような取り組みにするために
もっともっとたくさんの人に商品を知ってもらえるようにしたい!と
発売前からすごい熱量で取り組んでおられます。

これから市内のイベントなどでもきっとながたぶんぐを見かける機会が
増えるかな?と思います。
永田さんの新しいチャレンジ、めっちゃ応援しています!!!!