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コロナ禍での緊急事態宣言は
これまでにも飲食店への大きな影響を与えてきましたが
3度目の今回は酒類提供禁止…
そんな壊滅的な飲食店で、ピンチをチャンスに変える取り組み。
岡崎市にある自然派ワインと炭火料理bistrot Ao(ビストロアオ)は、
オリジナルで開発したノンアルコールカクテル(モクテル)を
3度目の緊急事態宣言発令とともに通常メニューとして提供開始しています。
ソムリエでありバーテンダーの経験もある店主・渡辺さんが、
ワインの風味や舌ざわりを独自で再現。
酒類提供の禁止を逆手にとり、ピンチをチャンスに変える今注目「ゲコノミクス」の取り組みです!
※写真はシャトーヌフデュパプ ルージュ風ノンアルカクテルと、
岐阜県産猪の炭火焼
(スパイスはカクテルの香りに使っている、シナモン、クローブ、コリアンダー、クミン、ローリエ)
■ゲコノミクスって?
・藤野英人が発起人。お酒を飲めない下戸をターゲットにした新市場の活況を指す言葉
・厚生労働省の「国民健康・栄養調査」(2017年)の結果では、
20歳以上の55.4%が週に何日くらいお酒を飲むかという質問に「ほとんど飲まない」「やめた」「飲まない(飲めない)」と回答。
・“下戸”層への新たな経済効果は3000億円以上といわれている。
・コロナ禍では禁酒を逆手にとらえてチャンスにする流れが加速傾向。特に飲食店では非飲酒客の単価アップや新たな顧客開拓の一手として注目されている
■開発のきっかけ/2年前から地道に開発。昨年末のサービス化で自信
実は渡辺さん、2年ほど前から東京でノンアルバーがにぎわっていることを知って情報収集や商品開発に着手していました。
ノンアルカクテルのうち、甘さを抑えた食事と一緒に飲むワインのようなカクテルを作るため
ブレンドに使用されるお茶やスパイスなども色々試したりしていたそうです。
そしてコロナ禍。
営業時間もたびたび制限され、新しい顧客層の開拓や魅力づくりのためにと、
2020年末のクリスマスに、ワインペアリングに加えて、同店で初めて「ノンアルコールペアリング」を提供。
ペアリング希望者の2割ほどがノンアルペアリングを希望し定例メニュー化を決めました。
■Aoオリジナルブレンドのこだわり/
渡辺さんは店主でありシェフですが、バーテンダーの経験もあり、またソムリエでもある。
なにより、めちゃくちゃワイン好き!
世の中にはいろいろなノンアルカクテルやワイン風カクテルもあるのだけど
色、味、香り、舌触りと色々な角度で渡辺さんならではの「これぞ」という
ブレンドを求めています。
①ソムリエ×バーテンダー×料理人の強みを生かした再現力
・ワイン独特の風味や後味、香りの特徴を再現するため、お茶やハーブ、香辛料などをオリジナルの使い方でブレンド。
見た目もワインに近づけるために工夫し、視覚的にも楽しめる工夫を。
・煮詰めたシロップを希釈するだけ、ではなく、香りの奥行などを妥協なく再現。
②単体でおいしい、より、料理と一緒にどっちもおいしくなるドリンク
・甘味が強いと単体でもおいしいが、お店で料理がおいしくなるようなまさにワインのような後味を再現
・酸味があると食の進みをサポートしてくれるので、全国のこだわりの酢を積極的に採用
※肉料理には特に定評があるAoさんの料理
■オカビズのサポート
オカビズでは約3年前、創業のお手伝いをさせていただきました。
(過去ブログはこちらから)
創業後約3年のうち1年半がコロナ禍ですが、
その中でも2019年「ミシュランガイド掲載店の料理人が通う店」として雑誌でも紹介されるなど
とくにワイン好きが口コミで集まる人気店になっています!
ランチ営業もやっているので、ぜひノンアルドリンクと一緒に
Ao料理を楽しんでください!
テイクアウトもしていますが、その時は渡辺さんおすすめのナチュラルワインも
ご一緒にどうぞ。好みや料理との相性で
熱烈におすすめしてくれると思います(ボトル)。
■事業者概要:ナチュラルワインと炭火料理bistrot Ao(ビストロアオ)
住 所:岡崎市材木町 1-22 アクロスビル B1
事業内容:炭火肉料理とナチュラルワインのフレンチ
営業時間:※緊急事態宣言下では営業時間は20時まで
Lunch 11:30-14:30(木金土日) /Dinner 18:00-20:00
定休日:毎週火曜
電話番号:0564-64-3424
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/bistrot.ao.2018/
こんにちは、オカビズITアドバイザーの水野です。
新型コロナウィルスの感染拡大により、経済にも影響が出ています。
個人としても企業としても、衛生面などに注意をはらい、感染拡大を防ぐことが重要な時期ではありますが、経営者としては、経済が落ち込む中、事業を継続していくために対策をしていく必要もあるでしょう。
このブログでは、コロナウィルスの逆風の中、ピンチをチャンスに変えるような発想をして、顧客を獲得しているアイディア事例を紹介していきます。
新型コロナウィルスの影響を受け、全国のホテル・旅館などの宿泊業で、実際に提供されているサービスです。
では、どうぞ。
その1
「まじでコロナウイルス勘弁して下さいプラン」
>販売期間は3月2日~9日限定だったが、ユニークな名前と破格の値段が話題となって予約が殺到し、完売。
▼露天風呂付客室に1泊2日で3900円 「まじでコロナウイルス勘弁して下さいプラン」体験記
https://www.j-cast.com/trend/2020/03/13382200.html?p=all
「まじで勘弁してください」という言葉がプラン名に入っている、ユニークなサービス名です。
コロナウィルスに対する人々の「気持ち」を代弁するようなフレーズが入っている点が、共感を呼ぶのではないでしょうか。
その2
「文豪缶詰プラン」
>旅館では森鴎外など多くの文豪が暮らしたことで知られる地域の特性を生かし、文豪になった気分を体験できるユニークな宿泊プランを始めることになりました。
▼キャンセル相次ぐ老舗旅館 文豪体験で集客を 東京 文京区
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200313/k10012330641000.html
過去に文豪たちが利用したという、旅館の強みを活かしたサービスですね。文豪たちは、缶詰状態で執筆をしていたでしょうから、新型コロナウィルス対策としても合致します。
その3
「テレワーク応援日帰りプラン」
>「プライベート空間なので重要な資料を広げても安心。感染の抑止や企業などのテレワーク導入加速の一助になればうれしい」と話す。
▼ホテルの部屋でテレワーク、新型コロナによる客数減をアイデアで補う
https://newswitch.jp/p/21419
政府としても「働き方改革」の一環で、テレワークを推奨していますが、新型コロナウィルスの影響でも注目をあつめています。ITツールを活用した新しい働き方を応援するプランです。
3つの事例を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
これら、大変な状況の中でも、なにかできることはないか・・と知恵を絞ったことがうかがえるような、まさにピンチをチャンスに変えるようなビジネスアイディアではないでしょうか。
オカビズでは、ピンチの今だからこそ、知恵を使ったアイディアが大事だと考えていますし、そのようなサポートを事業者さまに提供しています。
おひとりで考えていても「何も出てこない・・」「困った・・」そんな方は、一度オカビズのビジネスコーディネーターと話をしてみませんか?
ご連絡お待ちしております!