タグ検索:キャッチコピー , コピーライター , 経営相談

連載『キャッチコピーにセンスはいらない!』 番外編「そもそも…"キャッチコピー"ってなんだっけ?」

こんにちは!ビジネスコーディネーターの松田です。
これまで3回にわたってキャッチコピーの考え方などを
お伝えしてきましたが、今回は番外編として、
そもそも「キャッチコピーとは何ぞや?」
ということをお話したいと思います。



これまであたりまえのように
キャッチコピーキャッチコピーと言ってきましたが、
耳慣れない言葉ですよね。。。

なので、まずはキャッチコピーとは何か、
その役割とは何かということに立ち返ってお話ししたいと思います。

■キャッチコピーとは何か
キャッチコピーとは何かを考えるにあたって、
「キャッチ」と「コピー」に分解して、
言葉の意味から見ていきたいと思います。
まず、「コピー」から。
そもそも「コピー」とは、
「広告に表記されている、商品の魅力や機能を
伝えるための言葉」のことです。

だから「コピーライター」って、
「商品の魅力や機能を伝えるための言葉を書く人」
という意味なんですね。
昔は「広告文案家」と呼ばれていたりしたんですよ。

では、その「コピー」の前にくっついている、
「キャッチ」はどうでしょうか。
これは文字通り、「つかむ」という意味です。
では、何をつかむのか??
それは、「人のこころ」だったり、
「人の目」だと言われています。

つまり、キャッチコピーとは、
「人の心をつかむ(注意を引く)ための、
商品の魅力や機能を伝えるための言葉」
なんですね。

■なぜキャッチコピーが必要か
ではなぜ、キャッチコピーが必要なのか。
商品の魅力や機能をただ文章で書くだけでいいのでは?
と思いますよね。

でも、広告は「招かれざる客」。
ちょっと、思い出してみてください。
ネットニュースや動画を見ていて、
チラチラと表示される広告はただジャマなだけですし、
テレビを見ていても、雑誌を眺めていても、
CMや広告は飛ばしたくなりますよね。
毎日ポストに入っているチラシやDMも、
3秒でゴミ箱行きです。

ということは、私たちは広告を考える場合、
その3秒の間に「あなたのための商品ですよ!」
ということを伝え、心をつかまなければならないのです。

キャッチコピーが大切ですよーと言われるのは、そのため。
商品の魅力や機能を短く、端的に表すことで、
「あ、自分のための商品だ」「これほしい!」「え、何?」と
思ってもらうために必要なのです。

…というお話をすると、
いやいや、3秒で人の心をつかむ言葉なんて考えられるかい…
と思われますよね。

でも、だからこそ、
私はこのブログにこうタイトルをつけさせていただきました。
「キャッチコピーにセンスはいらない!」
と。

広告の賞を取るような鮮やかなキャッチコピーはむずかしくても、
ちょっとしたコツや考え方を身につけるだけで、
言葉はぐっと伝わりやすいものに変わります。

オカビズでは、ホームページやダイレクトメール、
ネットショップなどのキャッチコピー、プレスリリースなど、
より伝わりやすい言葉をつくるサポートも実施しています。

自社の商品・サービスの魅力を、
1人でも多くの方に届けたいという事業者の方は、
一度ご相談にお越しください。

ビジネスコーディネーター・松田がお送りいたしました。




■連載『キャッチコピーにセンスはいらない!』
第0回 「キャッチコピーにセンスはいらない!」
第1回 「そのキャッチコピー、相手が言ってほしいことですか?」
第2回 「ライバルがアピールしていないことをアピールする」
第3回 番外編「そもそも…"キャッチコピー"ってなんだっけ?」