岡崎市・完全無料のビジネス相談所、OKa-Bizです。
みなさんの会社では、狙ったとおりに採用できていますか?
・最近、思うようにパート・アルバイトさんが集まらない
・正社員を採用しているけど、長続きしない
・チラシで求人しても、応募がない
…など、採用のお悩みがあるかたに向けて、
今回はITアドバイザー鈴木がブログを書いています。
◆はたらく人が変わってきた!
働きたい人が多くいた時代は、フリーペーパーや、折込チラシなどの求人媒体で
人を採用することができました。
でも、今は採用が難しい時代になっています。
その理由は様々ですが、今はこんな人達が増えていると感じませんか?
・休みやすく残業の少ない職場を求める人が増えている
・はたらける時間・日にちが限られる人が増えている
・できるだけ「長所を活かせる」仕事を選びたい人が増えている
…などなど。
特に、子どものいる女性が働く場合、労働時間や休みやすさは大事ですよね。
◆ホームページやブログは、採用にも役立ちます!
ホームページやSNSでの情報発信は、集客だけではなく、採用にも役立ちます。
おおまかにこんな情報を掲載すると、採用に役立ちます。
【採用に役立つ情報】
・自社の働きやすさ
・職場のリアル
・応募者が気になることQ&A
●自社の働きやすさって?
自社の取り組みを、まるで「サービス」のように名付けをして打ち出します。
たとえば、残業がスタッフ平均で月20時間以下だったら…
「残業リミット 20H」
というように、自社の取り組みや、状態に「分かりやすい名前」を付けてしまうのです。
●職場のリアル
採用にちからを入れている企業では、実際にいるスタッフさんに「1日の働き」を丸ごと掲載することがあります。
お昼は実際、どのくらい時間があって、何ができるのかを情報発信します。
例えば「休憩時間内なら、近くのスーパーで買い物OK」「休む時はLINEで連絡するだけ」…といったリアリティーある情報があれば、休職者さんは参考になります。
●応募者が気になることQ&A
応募者さんの不満の1つに「面接に行かないと分からないことが多い」という点があります。
募集要項に掲載されていないことを、気にされているということですね。
たとえばパートさんであれば「週4日以上が必須なら、そもそも応募しなかったのに…」といった情報です。
そこで、ホームページやブログに「採用Q&A」を作ってみましょう。
面接で聞かれた質問を「採用Q&A」に掲載しておけば、トラブルを未然に防ぎ、合理的に採用ができます。
◆採用専用のWebは、中小企業でもオススメ!
大企業は「採用専用Webサイト」のように、採用のためだけにホームページを作っています。
中小企業でも、こうした採用専用Webサイトのような情報発信は、オススメです。
お金をかけて「採用専用Webサイト」を作れなくても、無料のブログで「採用専用ブログ」を作ったり、
SNSのアカウントを採用で使うこともできます。
無料でWeb上の採用情報を発信する手法はありますので、ぜひチャレンジしてみてください。
具体的な方法の検討は、オカビズでもご相談の中で
サポートしています。ご相談の予約もお待ちしています!
岡崎市の無料ビジネス相談所、オカビズです。
相談員で中小企業診断士 の高木から、
最近ご相談の多い「採用」について考える視点をアドバイスしてもらいましたよ。
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求人・採用に苦労されている事業者さま、今、本当に多いです。。。
「これまでは紹介で人づてに採用ができていたので、求人なんてしたことがなかった。
ところが今は、求人募集を出しても応募すらない。」
そのようなお声を耳にします。
今回は、そのときに考えてみたい労働条件について
お仕事を探している方が重視する「条件」といえば、
まず「お給料」と「お休み」ですよね。
この2つは、他社比較をするのがとても簡単です。
求人サイトでは「賃金いくら以上」とか「週休2日」とかで絞り込むことも簡単です。
すると、その条件を満たしていなければ、比較の対象にすらならない、
そもそもせっかく出した求人を見てももらえないということになってしまいます。
かといって労働条件の変更は、とても難しい問題ですね。
不利益な変更になる場合は、特にデリケートにならざるを得ない問題です。
自社の労働条件を総合的に検討することが必要になります。
世間はどうなのだろう?同業他社は?
貴社ができること、できないこと、今はできないこと、今必須ではないこと。
現在の貴社の仕事内容、従業員の働き方、業界の今後の見通し、
就業規則などに規定される労働条件等、を
客観的・総合的に見て考えていく必要があります。
具体的に、「総合的に」考えるとは、どういうことか?
ある事業者さんの就労条件は、週休2日ではありませんでした。
就業規則上は、週に1回のお休みと隔週でのお休みが規定されています。
一方で、転職してくる人はもと「週休2日」の職場で働いていた人がほとんど。
入社の際に不満の原因になっていたそうです。
ところで、こちらの事業者さんでは、日常の残業はなし。
シフト制であれば、週休2日も実現できるのではないか?という状況が見えてきました。
そこで検討していた退職金制度の廃止と抱き合わせで、週休2日制の導入に踏み切りました。
お休みを増やすということは実質的な賃上げですので、
双方にメリットのある形で1つの問題が解決できた事例です。
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そのほかにも、「なかなか反応がない」という求人票の書き方を
より具体的にしたり、わかりやすい表現にすることで
問い合わせが増えたケースや
いわゆる「マイノリティ」である、働き方に制限のある高齢者や子育てママ、
LGBTや障がい者の積極的採用(=労働環境や社内風土の改革)に取り組んで
安定的に採用に成功しているケースもあります。
採用に苦戦している今だからこそ、
労働条件や労働環境、求人票を見直す機会ととらえて、
今の従業員も新入者員にも働きやすい環境を作っていきませんか?
長期的にみると、それが企業としての魅力にも必ずつながります。
2019年度は、オカビズでも採用についてのセミナーを企画しています。
「今、採用に困っている」方も、これから長期的に
採用について考えておきたい方も、ぜひご参加ください。
⇒実はすごい!ハローワーク採用 お金をかけずに欲しい人材を引き寄せる(←詳細はリンク参照ください!)
セミナー続々と開催決定!
開催は2019年9月10日(火)!
OKa-Biz初!ハローワーク岡崎さんと共催で開催します!
講師にはお迎えするのは、
ウエルズ社会保険労務士事務所の五十川将史(いかがわまさし)氏です。
人材不足が加速する時代。
採用には時間もコストもかかり、経営を圧迫することもあります。
いざ、求人を出そうとしても、
求人誌、フリーペーパー、ポスティング、チラシなどの紙媒体、
WEB媒体など方法はいろいろ。
何の媒体をつかうといいのか。
どんな情報を載せれば興味を持ってもらえるのか。
自社に合うツール、悩みますよね。